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2005年4月19日(火)〜5月29日(日)



ふり返ると20世紀は、激動の時代でした。西洋では新たな価値観が芽生え、美術における転換期をむかえていました。一方、日本では、明治維新によって、ようやく近代化の道を歩み始め、先進的な西洋美術を取り入れて、新たな表現を模索していたのです。そのなかで、作家たちは、国家という全体的な枠組みを超えて、自らの自由な表現を見つけ出します。誰のものでもない自分だけの風景、人間や物質のなかに秘められた内面性、そしてあらゆる物を超越し、時代を超えて伝わる感性。これらを生み出し、今も私たちに感動を与え、未来に向けた創造をうながしてくれるのが、20世紀という豊かなる表現の時代なのです。
イヴ・クライン《RE42》


会期中イベント(いずれも聴講無料)

特別講演会

5月4日(水・祝) 午後2時〜 当館講堂
「20世紀美術の流れ―具象と抽象のせめぎあい」
本江邦夫氏(多摩美術大学美術学部教授・府中市美術館館長)

美術講演会

5月15日(日) 午後2時〜 当館講座室
「滋賀県立近代美術館と小倉遊亀」 高梨純次氏(滋賀県立近代美術館学芸課長)

美術講座

4月29日(金・祝) 午後2時〜 当館講座室
「美術の20世紀―豊かなる表現」 泰井良(当館学芸員)

学芸員によるフロアレクチャー

4月24日(日)・5月22日(日) いずれも午後2時〜 展示室にて
(観覧券が必要です)

ミュージアム・コンサート

5月8日 午後2時〜 ロダン館(収蔵品展観覧料が必要です)
「20世紀の音楽 〜ヴァイオリンで奏でるファンタジー〜」
演奏者:能登谷安紀子(ヴァイオリン) 齋藤香織(ピアノ)


開館時間:

午前10時〜午後5時30分(入館は午後5時まで)
※5月から毎週土曜日は、午後8時まで開館(入館は午後7時30分まで)

休 館 日: 毎週月曜日
観 覧 料:

一般・大学生:800円(600円) 小・中・高生:400円(300円)

( )内は前売、20名以上の団体料金
70歳以上の方、または身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方は無料
お体の不自由な方、盲導犬をお連れの方、当館ボランティアがお手伝いいたしますので、どうぞお申し出ください。
託児サービス(無料)が、土・日曜日および祝日にご利用できます。
(10:30〜16:30)
  ※ 会期中、展示替があります。
主  催:

静岡県立美術館・滋賀県立近代美術館・「美術の20世紀展」実行委員会

助  成:

財団法人 地域創造

協  賛:

JR東海

●テレフォンサービス(054-262-3737)にて展覧会情報等をお知らせしております。

主な出品作品

レストランで特別料理


展示日程 ロダン館 屋外彫刻 企画展実績
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