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第14回富嶽ビエンナーレ展


平成11年1月2日(土)−1月31日(日)開催
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第14回富嶽ビエンナーレ展

 第14回富嶽ビエンナーレ展は全国公募とし、内容を平面作品・立体作品に変更して3回目を迎えます。静岡県外への広報活動にも力を入れた結果、全国から多くの問い合わせがあり、本展への関心の深さを感じました。またこれは、静岡県の文化創造活動に大きな刺激となっています。
 さて、本展の歴史を振り返ってみますと1982年に、静岡県の文化活動を推進する芸術家を発掘し、その芸術活動を奨励するため『富嶽文化賞展』を創始しました。第1回展は、油彩、水彩で217点。2回展は日本画、彫刻、工芸で160点。3回展は書で130点。4回展は油彩、水彩、彫刻で326点。5回展では年齢制限を撤廃した関係で、日本画、工芸、書の3部門に334点の応募がありました。6回展から出品点数を1人1点に制限した他、会場を清水市民文化会館から、この年開館した静岡県立美術館に移しました。応募数は油彩、水彩、彫刻で290点。第7回展は日本画、工芸、書で279点。8回展は油彩、水彩、彫刻で296点。第9回展は日本画、工芸、書で273点でした。そして第10回展は記念展として、6部門同時公募とし、賞金も大賞200万円と倍増、応募数は577点でした。第11回展より隔年開催とし名称を富嶽文化賞展から富嶽ビエンナーレ展と改めました。応募数は6部門で561点でした。第12回展から全国公募展とし、また時代に呼応して平面作品・立体作品の総合美術展(書を除く)に変身、賞金総額も大幅にアップしました。応募総数は471点でした。第13回展は全国から574点(平面作品448点、立体作品126点、うち県外129点)の応募があり、徐々に全国に浸透していきました。
 今回は、全国から、過去最高の690点(平面作品494点、立体作品196点、うち県外196点)の出品があり富山秀男氏ら著名な9名の審査員によって、厳正な審査が行われ、入賞、入選作品166点が決定いたしました。応募作品は大型で質の高い作品がそろい、全国公募展としての水準を十分に満たしていると感じました。
 次回は平成12年(2000年)の12月に公募、平成13年(2001年)の1月上旬に展覧会を予定しています。
21世紀の幕開けに相応しい出品とより多くの作家の挑戦を期待します。





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