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ルオー回顧展


平成11年2月20日(土)〜3月28日(日)
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ルオー回顧展−沈黙の色彩、輝く闇−

 ジョルジュ・ルオー(1871〜1958)は、パリ・コミューンのさなか、パリの下町ベルヴィル地区に生まれました。ステンドグラス職人として従弟修業に励むかたわら、装飾美術学校の夜間部に通い、1890年にはエコール・デ・ボザール(国立美術学校)に入学、生涯の師となる象徴派の巨匠ギュスターヴ・モロー(1826〜1898)のアトリエで学びました。
 当初、ルオーは悲しげな道化師や醜悪な情婦、傲慢な裁判官など、人間の醜さに真摯な視線を注いだ作品を描きました。しかし、1840年代になるとその作風は次第に和らぎをみせ始め、どこか哀愁の漂う風景やキリストの姿など、静謐さあふれる作品を描くようになりました。また、エマーユ(七宝焼)を思わせる独特のマティエールは深い輝きを放ち、日本でも白樺派を始め、戦前から多くの人々を魅了してきました。
 本展覧会では、初期のローマ賞応募作品から晩年の1950年代の作品まで、油彩画を中心に約80点を展示します。20世紀美術史上、独特の作風展開を見せたジョルジュ・ルオーの魅力に触れる絶好の機会となることでしょう。


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