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広重・東海道五拾三次と富士


平成11年5月30日(日)〜7月15日(木)
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 浮世絵界の巨匠・歌川広重は生涯にわたって20数種類の「東海道五拾三次」を発表 しました。最初に出版されたのが、版元の名より「ほうえいどうばん保永堂版」と一 般によばれる有名なシリーズです。「日本橋」から「三条大橋」までの宿場を舞台 に、旅に関わる風物、人物を自然の景観のなかに抒情豊かに描き、風景版画史上高い 評価をうけています。
 本展では、発表以来多くの人に親しまれてきた保永堂版ほか、その後のシリーズと して充実した内容をもつ「れいしょ隷書東海道」を展示し、広重が東海道五拾三次を 題材に繰り広げた多彩な世界を紹介します。また、ほぼ同時期に制作された江戸時代 の富士図をあわせて展示し、風景にむけられた江戸時代の人々の美意識を探ります。
※なお、版画作品については、作品保全のため会期中展示替えをします。




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