油絵の具で、大地の強さを描く
鳥海青児 《張家口》
1939（昭和14）
キャンヴァス、油彩
41.0×53.0
張家口は、中国河北省にある町。日本における油彩画表現を模索しつづけた作者は、この当時、異国の大地に格好のモチーフを見た。油彩ならではのマチエール（絵肌）が、まさに重く、強い地塗りとなって、悠久の大地を描き出す。
鳥海青児（1902〜1972） 平塚市生まれ、春陽会から、独立美術協会で活躍した。日本におけるフォーヴィスム受容を示す代表的な一人。
1939（昭和14）
キャンヴァス、油彩
41.0×53.0
張家口は、中国河北省にある町。日本における油彩画表現を模索しつづけた作者は、この当時、異国の大地に格好のモチーフを見た。油彩ならではのマチエール（絵肌）が、まさに重く、強い地塗りとなって、悠久の大地を描き出す。
鳥海青児（1902〜1972） 平塚市生まれ、春陽会から、独立美術協会で活躍した。日本におけるフォーヴィスム受容を示す代表的な一人。