コレクション風景の交響楽(シンフォニー)

優雅!さらさらよどみない平安の仮名文字

《古今和歌集巻第一断簡(亀山切)》

11世紀中期(平安時代)書写
紙本墨書
21.4×13.8cm
文献:20

古今集巻第一春歌上、よみ人知らずの和歌三首。雲母を散らした和紙に、流麗優雅な書が美しく映える。断簡・切とは、数行を切断し鑑賞用としたもので、最終行手前の縦線が冊子の折目の痕跡。紀貫之筆と伝える亀山切の一つで、平安時代11世紀半に書写された。

のへちかく いへゐしせれは うくひすの なくなるこゑは あさなゝゝきく
かすかのは けふはなやきそ わかくさの つまもこもれり われもこもれり
かすかのゝ とふひのもりを いてゝみよ いまいくかありて わかなつみてむ

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