世界遺産登録を経て、日本人にとって一層大切な存在となった富士山。現代において富士山信仰の行は薄れましたが、富士山に縁の深い静岡や山梨に住む人々は、朝夕に富士山を目にし、その佇まいから季節の移り変わりを感じ、特別な感情を抱きます。今回の講座では、東北地方で古くから続く切り紙細工の習慣「切り透かし」（お正月やお祭りの時に飾る縁起物の紙細工）を取り入れ、貴方の富士山への想いや祈りを、切り絵で表現してみましょう。