展覧会2008年 企画展 スケジュール

国宝 鑑真和上展

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不思議だ。ただ見ているだけで、心が満たされてくる。

1200年余の昔、唐招提寺は、12年に及ぶ多難な渡航を乗り越えて来日した中国・唐の高僧、鑑真和上によって創建されました。当初の面影を残す主要な伽藍の中でも、金堂は、天平の金堂建築様式を唯一今に伝える貴重な遺構として知られています。過去4度の大修理を経てその姿を保ってきた金堂ですが、平成のこの時代に、大規模な解体修理が行われることになりました。これを記念して開催されるのが「国宝 鑑真和上展」です。
国宝9件・重要文化財34件を含む約140点の貴重な寺宝を一堂に公開。8世紀に制作され日本最古の肖像彫刻として知られる鑑真和上坐像(国宝)を核として、唐招提寺の歴史的な意義を示す文物や、唐の円熟した芸術を背景に花開いた天平時代の仏教美術の至宝をご紹介します。
時代を越えて人々の心を打つ鑑真和上の偉業——その精神を今に伝える貴重な文物に、ここ静岡で出会うまたとない機会です。

開催期間 7月12日(土)〜8月31日(日)
※会期後半は混雑が予想されますので、お早めのご来場をお勧めいたします。
開館時間 午前10時〜午後5時30分
※展示室への入室は午後5時まで
(会期中の毎週土曜日は午後8時まで開館
※展示室への入室は午後7時30分まで
休館日 毎週月曜日
※ただし7月21日(月)は開館、翌22日(火)休館
観覧料 一般 1,200円(1,000円)
高校生・大学生・70歳以上 600円(500円)
中学生以下 無料
※()内は20名以上の団体および前売料金
※収蔵品展、ロダン館も併せてご覧いただけます。
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方は、無料。

小学生・中学生のみなさまへ

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会期中のイベント 詳細は、こちらまでお問い合わせください。 当館学芸課 TEL:054-263-5857

連続講演会
<聴講無料、申込不要>
あなたも鑑真和上博士に挑戦しよう!
『清水銀行創立80周年記念』 連続講演会
3回以上聴講された方には本展招待券と修了証をさしあげます。
会場:静岡県立大学 大講堂 / 定員:900名
【特別記念講演】
第1回
7月21日(祝・月)
13:30〜
「共結来縁」(ともに来縁を結ばん)
講師:松浦俊海師(律宗総本山 唐招提寺長老)
※終了しました。
第2回
7月21日(祝・月)
14:30〜
「鑑真和上と唐招提寺の仏像」
講師:鷲塚泰光氏(展覧会総監修、前奈良国立博物館館長)
※終了しました。

第3回
7月26日(土)
14:00〜
「講座 鑑真和上の教え—戒律について」
講師:石田太一師(律宗総本山 唐招提寺執事)
※終了しました。
第4回
8月2日(土)
14:00〜
「仏像のひみつに近づく」
講師:山本勉氏(清泉女子大学教授)
※終了しました。
第5回
8月16日(土)
14:00〜
「蓮のイコノロジー」
講師:宮治昭(静岡県立美術館館長、龍谷大学特任教授)
※終了しました。
※開場は開会1時間前を予定しています。
※県立大学には駐車場がありません。

主催/唐招提寺、静岡県立美術館、静岡新聞社・静岡放送、「国宝 鑑真和上展」実行委員会
後援/文化庁、奈良県、奈良県教育委員会、静岡県教育委員会、静岡市教育委員会、浜松市教育委員会
特別協賛/清水銀行 学術協力/奈良国立博物館 協力/日本通運

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