展覧会2017年 企画展

主な作品国立カイロ博物館所蔵 黄金のファラオと大ピラミッド展


※すべて国立カイロ博物館所蔵


《アメンエムオペト王の黄金のマスク》
第3中間期 第21王朝、アメンエムオペト王の治世(前993~984年頃)

《カフラー王像》
古王国時代 第4王朝、カフラー王の治世(前2558~2532年頃)

1.ピラミッドの建設とその技術

未だ多くの謎に包まれているピラミッド。人々はどのようにしてあの巨大なピラミッドを造ったのか、その技術に迫ります。


≪ロイとマヤのピラミディオン≫
新王国時代 第18王朝末(前1336~1295年頃)

2.ピラミッド時代のファラオたち

ジュセル王が第3王朝を開き、古王国時代が幕を開けます。ジュセル王が階段ピラミッドをサッカラに建設し、始まった巨大ピラミッドの時代。ピラミッドを建築したファラオたちを紹介します。


≪クフ王とペピ1世像を伴うライオン女神像≫
古王国時代
第4王朝、クフ王の治世(前2589〜2566年頃)
第6王朝、ペピ1世の治世(前2331~2287年頃)

3.ピラミッド時代を支えた人々

エジプトの遺跡から発掘された出土品からは、ピラミッドが建設された時代の人々の暮らしぶりをうかがい知ることが出来ます。階級によって生活には大きな開きがありました。貴族、知識階級、庶民がどのような生活をしていたのかを紹介します。


≪パン造りとビール造り職人の模型≫
中王国時代 第12王朝(前1985〜1773年頃)

4.ピラミッド時代の女性たち々

当時の女性たちは身分に応じておしゃれを楽しんでいました。櫛や化粧品容器といった生活用品から華やかな胸飾りや腕輪など装飾品の数々を紹介します。


左 ≪クヌムト王女の襟飾り≫
中王国時代 第12王朝、アメンエムハト2世の治世(前1911~1877年頃)
右 ≪イタ王女の襟飾り≫
中王国時代 第12王朝、アメンエムハト2世の治世(前1911~1877年頃)

5.黄金に輝く来世

最終章では、様々な墓や埋葬から古代エジプトの来世観に迫っていきます。古代エジプト人は現世と来世をどのように考えていたのでしょうか。黄金のマスクに込められた思いとは…。


≪アメンエムオペト王の黄金のマスク≫
第3中間期 第21王朝(前993〜984年頃)

≪アメンエムペルムウトの彩色木棺とミイラ・カバー≫
第3中間期 第21王朝(前1069〜945年頃)

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