1835-1908(天保6-明治41)
三井寺
1894(明治27)年 紙本着色 130.5×64.0 平成10年度購入
駿河の国清見が関に住む母が、人買いに連れ去られた我子千満を探し求めて、物狂いになりながらも近江の国の三井寺にたどりつき、鐘楼の鐘をついたことで我子と再会できたと言う謡曲の名作「三井寺」。そのクライマックス場面を描く。