講演会シリーズ:「風景」を考える 第二回 |
風景画の読み解きと景観工学 |
平成15年11月30日(日) 午後2時〜 |
近年、建築学・工学・地理学・文学などさまざまな分野で「風景」に対する関心が高まっており、文化としての風景が盛んに論じられています。17世紀以降の風景画をコレクションの柱とする静岡県立美術館では、こうした「風景」論を幅広く考えていこうという趣旨で、講演会シリーズ(全三回)を企画しました。 第一回目の「もうひとつの明治建築―近代和風建築の風景」(常葉学園大学講師・土屋和男氏)に続く、第二回は、景観工学の立場から「風景」について考えます。講師の小林享氏は、気象現象や時間の変化に伴う景観観察から、五感を重視した独自の景観論を展開されておられます。また浮世絵はじめ日本絵画を景観工学の立場から分析することもしばしば行われています。 講演会では、これらのご研究の成果をベースに、スライドなど資料写真の使用によって、一般のお客様にも興味深く聴講いただけるご講演をいただく予定です。美術に関心のある方に限らず、景観工学や、ひろく「風景」について興味のある方にもぜひご聴講いただき、「風景」や風景画を見つめ直す機会にしていただきたいと思っています。
お問合せ先 静岡県立美術館 TEL(054)263-5857 〒422-8002 静岡市谷田53-2 |
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