日本画は、絹や紙などの上に墨や岩絵具を使って描かれており、大変デリケートなものです。そのため、美術館ではケースの中に展示して、ガラス越しに見ていただくのが常となっています。しかし、ガラス越しでは見落としてしまいがちな“作品のおもしろさ”というものが、実はずいぶんたくさんあるのです。 じかに作品を見る機会を持っていただき、それによって日本画を見る楽しみをもっと広げていただけたら…。そのような趣旨から、これまで当館では『日本画をじかに見る』講座を開催し、参加者の方々に、日本画の新たな魅力を発見いただき、御好評いただいてまいりました。 このような講座は、作品保存上の問題から、頻繁に開催することはできませんが、より多くの方々に「じかに見る」すばらしさを体験していただきたく、本年度も『日本画をじかに見る』(第4回)を企画いたしました。ふだんガラス越しにしかご覧いただけない日本画を、じかに見ることのできる特別の機会です。 繊細で豊かな日本画の世界をじかに体感してごらんになりませんか? |
|
実技室プログラム
講演会・美術講座
学校向け普及事業
ギャラリートーク 移動美術展 ロダン館まめちしき |