静岡県立美術館では、「ロダン−創造の秘密」展を記念して、技法セミナーを開催します。ロダンの名前から連想する彫刻の技法というと、ブロンズをあげる人がほとんどのようです。しかし、ロダンが公的な展覧会に出品し、アトリエに置いて対話していたのは、石膏の作品でした。今回のセミナーでは、石膏の技法を他の技法と比較しながら解説し、ロダン芸術の内側へとアプローチしていきます。

日　時： 2月10日（土）　10：30〜15：00 レクチャー　 10：30〜12：00 休憩　　　　　 12：00〜13：00 展覧会ツアー 13：00〜15：00 場　所： 静岡県立美術館　実技室（正面玄関を入って左側奥になります） 対　象： 中学生以上で、レクチャー、展覧会ツアーともに参加できる方 参加費： 400円 定　員： 約30名（先着順） 講　師： 藤原徹氏　（東北芸術工科大学　美術史・文化財保存修復科教授） 1951年、広島県呉市生まれ。東京造形大学彫刻科研究生修了。1980年、彫刻原型製作工房開設(〜1990)。1991年、佐藤忠良記念財団よりフランスに派遣。ツール美術学校保存修復科卒業、修士号取得。グルヌーブル現代美術館、オルレアン美術館、ルーブル美術館にて研修。1996年、フランス文化省認定立体作品保存修復士認定試験合格。1999年、宮城県美術館副主任研究員ほか、東京国立博物館、国立西洋美術館の客員研究員。 申込方法： お電話にて受け付けます。下記の番号までお電話ください。 お問合わせ： 静岡県立美術館　学芸課　ＴＥＬ　054−263−5857 ＦＡＸ　054−263−5742