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平成17年3月19日(土)〜4月12日(火)


十人十色とよく言いますが、人には様々な個性があるものです。
当館コレクションにも、一口には語れない個性派が揃っています。
この展覧会は、そんな作品たちのつむぎ出す、オムニバス形式の物語です。
みなさんには当館に収蔵された作品の数々を、
10の独立したコンセプトに基づいてご覧いただきます。
各章に登場する絵や彫刻は、いずれも劣らぬ名優ばかり。
それぞれに分かれた展示室で、不思議な話をするのを待っているのです。

……10章あるお話の、あなたはどれがお好きですか?




緑色の文字をクリックすると各詳細にジャンプします


第1章第1室
お宝徹底捜査線
歴史を背負った作品たち

美術館では、作品をさまざまな角度から調べています。
当館のコレクションの中で、かなり捜査の進んだ作品3点をご紹介しましょう。

狩野探幽ほか 《牛馬図》 (寄託品)
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第2章第1室
細部から見る日本絵画

繊細で細部描写に見どころの多い日本絵画を部分図パネルとともに展示。
細部に宿った美から新たな発見を……

《富士参詣蔓茶羅図》
〈富士山本宮浅間大社蔵・寄託品〉
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第3章第2室
静岡県立美術館動物図集成

当館収蔵品の中に棲む、様々な動物をご紹介。
馴染みのある動物から想像上の生き物まで。

小林清親 《猫と提灯》
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第4章第3室
”大きな“日本画

寸法が・迫力が・描かれるものが、とにかく大きな日本画たち。繊細さだけではない、日本画のもうひとつの世界。

小松 均 《赤富士》
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第5章第4室
超越する感性

美術作品には、色彩、線、形など、時代や分野が違っても、それらを越えて通じる何かがあります。
そうしたものが人々に感動や衝撃を与えていると思われます。これまで関連がないものとされてきたものの間に、意外な共通点を発見してみてください。

李 禹煥 《線より》
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第6章第5室
小品でたどる、ヨーロッパ・小さな旅

小型の絵画と版画で巡る、イタリア・フランス・イギリス紀行。ご一緒に出かけませんか?

サミュエル・パーマー
《ケント州、アンダーリヴァーのホップ畑》
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第7章第5室
彫るドキュメント
時代の息吹を伝えた版画たち

電話もインターネットもない時代、簡単には行けない遠くの宿場の風物や、文明開化の都市の様子を伝えてくれる最先端メディアがありました。
それが「版画」だったのです。

小林清親 《日本橋夜》
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第8章第6室
かわいいものコレクション

コレクションの中から、「かわいい」と思われる作品を集めてみました。
日本的なかわいさとは何か? 静岡県美のオールスターキャスト(?)でこの問いに迫ります!

山口 源 《失題「とかげ」》(部分)
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第9章第6室
変貌する羊飼いのイメージ

クロード・ロランからゴーギャンへ。
変わりゆく羊飼いイメージを西欧風景画のコレクションに探る。

ポール・ゴーギャン 《家畜番の少女》
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第10章ラウンジ&企画展入口横
座る風景

座れない彫刻と、座って見る座っている彫刻。

柳原義達 《座る》
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会期中イベント
学芸員によるリレー・フロア・レクチャー
3月20日(日)、4月2日(土)、3日(日)
展示室にて
各日14:00〜15:00(観覧料が必要です)

開館時間:

10:00〜17:30(入館は17:00まで)

休 館 日: 毎週月曜日(3月21日(月)は開館し、22日(火)は休館)
観 覧 料:

一般・大学生:300円(200円) 小・中・高生:無料

( )内は20名以上の団体料金
70歳以上の方、または身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方は無料
お体の不自由な方、盲導犬をお連れの方、当館ボランティアがお手伝いいたしますので、どうぞお申し出ください。
託児サービス(無料)が、土・日曜日および祝日にご利用できます。
(10:30〜16:30)
主  催:

静岡県立美術館

●テレフォンサービス(054-262-3737)にて展覧会情報等をお知らせしております。

出品リスト

レストランで特別料理


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