ロシア科学アカデミー所蔵の一級資料により、アルタイ文明の魅力に迫る展覧会です。
《文身(いれずみ)を持つ男性のミイラ》は、門外不出資料の国外初出品になります。凍土の下に埋もれていたため、衣装や靴、肩に入れた文身までが残されたまま発見されました。およそ2,500年前の衣装や風俗を伝える貴重な資料です。また、《マンモス骨格》は、高さ約3メートルの迫力あるもので、約40,000年前の地層から発掘されました。
アルタイは、ロシア、中国、カザフスタン、モンゴルの交わる地域に位置し、北アジアおよびシベリアで最も美しい場所と言われています。川沿いの低地や豊かな森、それがもたらす多数の鳥獣類によって古代から人々が生活を営んでいた場所でもあります。アジアとヨーロッパの接触の場であったアルタイの文化から、雄大な東西交流の歴史へと想いを馳せてみませんか? |
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