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風景表現の展開


平成12年2月26日(土)〜3月26日(日)



国立博物館・美術館巡回展
風景表現の展開 絵画にみる八〇〇年

 古くより人は、目の前に広がる風景にさまざまな思いを馳せてきました。そうした風景は絵画の題材としてさまざまに描かれ、絵画の世界を豊かに彩ってきました。仏画や物語絵の背景に描かれた風景表現をはじめ、現実の風景に即して制作された作品、あるいは画家の心中にある主観的な、心象風景とでもいうような絵画作品など、中世から近世・近代を経て今日にいたる長い時代の間には、実に多様な風景表現が見られます。
 国立博物館・美術館巡回展は、文化庁の主唱によって、東京国立博物館をはじめとする国の各機関が所蔵する文化財を一堂に展観する事業ですが、今回は「風景」をキーワードにしたテーマ展として、重要文化財九件を含む絵画の名品五十五件が展示されます。国立博物館・美術館の優れた所蔵品により、絵画にみる風景表現の諸相を四つのセクションに分けて紹介いたします。この機会に「風景」に彩られた名品の数々をこころゆくまでご鑑賞ください。


展示作品リスト



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