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狩野探幽の絵画


平成9年2月1日(土)−3月9日(日)開催
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江戸初期、叙情美の世界

狩野探幽(1602−74)は狩野永徳の孫で、江戸初期を代表する画人として知られています。16才で幕府の御用絵師となり、京都の大寺院や江戸城、名古屋城などの障壁画を制作、屏風や掛軸などにもすぐれた作品を生み出しました。少年時代の駿府(静岡市)での徳川家康謁見にはじまり、三代将軍家光によって静岡浅間神社に奉納された三十六歌仙図額の筆者でもあるなど、静岡に縁深い画人の一人でもあります。

この展覧会では当館所蔵の優品2点に関連作品を加え、さらに新発見・初公開の作品、公開稀なる作品などを合わせて、28件61点(重要文化財1件、重美1件、初公開5件)を公開。探幽絵画の魅力を探ります。

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