今年度から始まった新企画、絵画ワークショップも、すでに、3回目が終了しました。「おもしろかった。絶対に次回も参加するね。」という声がある一方で、「何の意味があるのか分からない。」という意見もあります。ここでは、3回のワークショップを振り返り、その核になる考え方をご紹介します。内容の詳しい説明は別の機会に譲りますが、それぞれのテーマは次のとおりです。
○6月13日〔いい線ってどんな線?!〕
様々な技法で描く線の魅力を楽しみました。
○8月8日〔色彩の絵(かい)覧版〕
色彩について考えながら、回覧版のようにパネルを回して共同制作を行いました。
○11月14日〔絵具をつくろう!描いてみよう!〕
ずばり、裏山から集めてきた土などを材料に、水彩絵具をつくって、描いてみました。
毎回、全く違うことをやっているように見えますが、「我々が日常、当たり前だと思っていることを、少し疑ってみる」ところからプログラムが始まっている点は、どれも共通しています。講師の画家、持塚三樹さんと一緒に、偶然や予想外の展開も受け止めて、思考の会話を楽しんでみませんか。そして、柔軟な発想の先に、絵を描くことの喜びが無限に広がっていくことを感じてもらいたいと思います。次回は1月16日に開催予定。是非、ご期待ください。 |
第1回〔いい線ってどんな線?!〕
制作の様子
第2回〔色彩の絵覧版〕作品 |