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17世紀中頃(江戸初期) 絹本着色 54.0×72.7cm
鶉の羽の規則的な模様、モチーフと余白の見事な調和、秋草の写実味など、見どころ満載。中世以来和歌に詠まれた鶉の姿には「ひっそりと待つ女」のイメージも重ねられており、重層的な鑑賞を促す。「鶉図を巧みに描いた」という光起の伝記を裏づける作品。
土佐光起(1617〜1691) 戦国期に一時断絶していた大和絵の名門・土佐家を再興、宮廷絵所預に復職する。作風は繊細優美。
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