コレクション風景の交響楽(シンフォニー)

名画って何?

森村泰昌 《批評とその愛人(1)〜(7)》

1989(平成元)
カラー写真、額縁
各90.0×106.0cm

セザンヌの静物画とそっくりな模型を作り、様々な角度から撮影した写真を組み合わせる。しかもそこには、作者自身の顔も混入してくる。こうした試みは、我々に名画とは何か、名画を見るとはどういうことなのかと、改めて問いかけてくる。

森村泰昌(1951〜) 大阪生まれ。泰西名画の登場人物や映画女優に扮して、それらの作品に入り込んだセルフポートレート写真を制作。

一覧へ