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1856(安政3) 紙本墨画淡彩 175.5×97.8cm
左上に「高房山筆意にう」とあるように、中国元代の文人画家高克恭(房山は号)のスタイルを意識し、樹葉や山肌に米点を施し、湿潤な山のたたずまいを表している。顕斎最晩年の大作。
平井顕斎(1802〜1856) 幕末の文人画家。榛原川崎(現静岡県牧之原市)の生まれ。渡辺崋山の門人として活躍。画作は多岐にわたる。
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