第二次世界大戦後の日本からは、抽象的な表現の模索を主軸に、新たな美術のあり方を追及する美術家たちが現れました。とりわけ、1950年代から70年代に目覚ましい活躍をみせた彼らは、「前衛」の美術家として、当時の日本のアートシーンをリードしていきます。
本展では、この時代の作品やこの時代に活躍した美術家の作品を、収蔵品から選りすぐってご紹介し、戦後日本の前衛の様々な断面をご覧いただくものです。それらは、本年度2月1日より当館で開催される企画展「グループ『幻触』と石子順造 1966-1971」と同時代の美術動向ですが、同展に先駆けてご覧にいれることで、その前奏曲
ともなることでしょう。
開催期間 | 2013年11月26日(火)~2014年1月19日(日) |
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開館時間 | 午前10時〜午後5時30分 ※展示室への入室は午後5時まで |
休館日 | 毎週月曜日 ※ただし月曜祝日の場合は開館、翌火曜日休館 |
観覧料 |
一般300円(団体 200円) 大学生以下・70歳以上無料 ※企画展をご覧になった方は無料。企画展の観覧料は、展覧会ごとに変ります。 ※団体のお申込/ 20 名以上の団体のお申込は、美術館総務課へお問合わせください。 学生の団体を引率の場合、引率の先生は無料になる場合があります。詳しくは美術館まで。 ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方は、企画展、収蔵品展とも無料でご覧いただけます。専用駐車場のほか、車椅子も完備しております。美術館総務課までお問合わせください。付添1名無料。 |
同時開催 |
企画展 「静岡県立美術館所蔵 二見彰一展」 11月22日(金)~1月19日(日) |
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フロアレクチャー |
当館学芸員が展示室で作品について解説します。 1月12日(日)13:00~ 集合場所:収蔵品展入口、申込不要 |
アート鑑賞講座(事前申込制) |
ナビゲーターと一緒に、ゲームなどを楽しみながら作品を観るヒントを探してみます。(各回60分程度) 1月5日(日)13:30~、1月11日(土)10:30~、13:30~ ※各回とも定員は15名。申込方法などは、こちらをご覧ください。 |
ギャラリーツアー |
当館ボランティアが対話形式で展示室の作品をご案内します(各回30分程度)。 12月7日(土)11:00~、12:00~、 12月21日(土)14:00~、15:00~ 1月4日(土)11:00~、12:00~、 1月18日(土)14:00~、15:00~ ※11:00~の回のみロダン館、ほかの回は第7展示室と名品コーナーの作品についてご紹介します。 集合場所:収蔵品展入口、申込不要 |