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音のかけらワークショップ

 金沢健一<音のかけら1>を使用した鑑賞のワークショップです。この作品は厚さ0.9cm、直径2.2mの円形の鉄板をさまざまな形に熔断し、ゴムの足をつけて並べた彫刻作品で、マレット(ばち)などで叩くと、鉄琴のように音を出すことができます。「形と音」や「鉄と人」との関係を考える機会になりますし、表現活動や音で交わすコミュニケーション活動としても機能する作品ではないでしょうか。また、難解と思われている現代美術に、体感的に触れ親しむ機会としても有効です。

対 象 小学校1年生から高校生まで
人 数

クラス単位を原則とします

時 間 40分から90分
参加費 無料
期 間

年間を通して実施。ただし、作品が展示されている時は実施できない場合があります。

持ち物

手を拭くハンカチ、動きやすい服装(スカート不可)

申込み

電話でお申し込みください。

講 師 インストラクター1、2名が指導にあたります
場 所 静岡県立美術館 実技室もしくは講座室

活動内容 

  1. 一人ひとつずつ、音のかけらを渡す。
  2. 指導者と子どもたちとの対話。「これは何でできている?」「これはなんだ。何に使う?」指導者から「鉄」についての簡単なお話。
  3. ゴムの足を配る。「これは何に使うのだろう?」音を出して遊ぶ。「叩く場所によって音が違うよ」「叩く強さを工夫してみよう」
  4. マレットを一人ずつ渡す。「みんなで叩いてみよう」「時計回り、反時計回り、ゆっくり、はやく」
  5. <音のかけら1>を組み立てる。「ジグソーパズルを解くように組み立ててみよう」「これが、金沢健一さんが作った<音のかけら1>です。」
  6. いろんな音の出し方を楽しむ。いろいろな道具を使ってみる。
  7. <音のかけら1>を使って「音による会話」をする。「まず先生がやってみるから良く聴いていてね」「何を話しているかわかった?」「それではみんなもやってみよう!」
  8. 片付け。乾拭きして、ワックスを塗る。「大切な作品だから、みんなで磨いてあげよう」




お申込み・お問い合わせ 静岡県立美術館学芸課 TEL054−263−5857



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