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美術館教室のご案内

−静岡県立美術館学校連携普及事業−


「美術館教室」は学校の児童、生徒を対象とした教育普及プログラムです。実技や鑑賞、職場体験、総合的な学習の時間における取り組みなど、美術館で実施できる様々な学習活動を、学芸員やエデュケーショナルスタッフがお手伝いしますので、お気軽にお申し込みください。

また、ご来館の際だけではなく、遠方のため当館への来館が難しい学校や、鑑賞指導などに積極的に取り組まれている先生方への支援をこれからも続けていきたいと考えています。ここに示した利用方法以外でも、御希望がありましたら検討させて頂きますので是非お問い合わせください。


目 次
1. 美術館教室プログラム一覧
2. 主なプログラムの御案内

  1. <粘土ワークショップ・関連事業>
  2. <絵画ワークショップ>
  3. <ロダン館デッサン・スケッチ・クロッキー>
  4. <音のかけらワークショップ>
  5. <ロダン館ななふしぎ>
  6. <出張美術講座>
  7. <出張!ロダン体操>
  8. <体験学習プログラム>
  9. <提供可能な資料>
3. ガイドマップ
4. 開館日と開館時間
5. 館内の案内
6. 美術館周辺の案内(彫刻プロムナード)
7. 団体観覧について
8. 鑑賞にあたってのお願い

1.美術館教室プログラム一覧

1. 実技プログラム
内容対象人数時間実施期間内容
粘土ワーク
ショップ
小学生
60名まで約90分〜
150分
5〜12月初旬約1tの水粘土を使用。体感的なプログラムから制作へつなげます。
粘土遊び保育園、
幼稚園
80名まで約90分
約1tの水粘土を使用。体感的なプログラムを通して素材に親しみます。
絵の具ワーク
ショップ
保育園・幼稚園
から高校生
クラス
単位まで
約90分〜
150分
9月〜 3月自分の身体より大きな画面へ描く、大規模な体験。
ロダン館
「スケッチ」
「デッサン」
「クロッキー」
小学校〜
高校まで
クラス
単位まで
約30分〜年間ロダン館の彫刻作品を鑑賞し、作品を鉛筆で素描します。「デッサン」は必要な書類をご提出ください。

2.鑑賞プログラム
内容対象人数時間実施期間内容
「音のかけら」
ワークショップ
小学校〜高校までクラス単位
まで
約60分〜
120分
年間彫刻家金沢健一さんの作品「音のかけら」を使ったワークショップ。マレットなどを用いて音を出し、作品を鑑賞します。
ロダン館
ななふしぎ
60名程度
まで
約60分ロダン館の彫刻作品に関する簡単なクイズを解きながら、鑑賞を深めていきます。
オリエン
テーション
学年単位
まで
約10分〜
30分
各展覧会ごとに内容や作家、作品に関する簡単な説明を、担当学芸員が行います。
収蔵品展
ギャラリートーク
クラス
単位まで
約20分〜
60分
収蔵品展の作品をスタッフと一緒に見て回り、話をする中で鑑賞を深めます。
出張美術講座会場の収容
人数まで
約40分〜
60分
学芸員が学校に出向き、講座を行います。映像資料を使用し、美術館や作品について解説しますので、御要望をお伝え下さい。
出張!ロダン体操会場の収容
人数まで
約40分〜
60分
ロダン彫刻のポーズを取り入れた体操です。学芸員が学校に出向き、ロダン彫刻の見方の話をした後、体操を指導します。
タッチツアー 盲学校クラス
単位
約60分〜
120分
ロダン館とブリッジギャラリーの彫刻作品に、触って鑑賞するプログラムです。

3. 体験学習プログラム
内容対象人数時間実施期間内容
バリアフリー
実習(福祉)
小学校〜高校まで60名程度
まで
約20分〜
60分
年間車椅子を使い、バリアフリーを考慮した施設を体験的に利用することによって福祉について考えるきっかけになります。
職場体験実習1名から1日から学芸員など美術館で働く人たちの仕事を体験することで、働くことの大切さを実感し、社会に貢献する意義を理解します。
裏方ツアー1回 20名
まで
約60分美術館の機能について、普段は入れない美術館の裏側まで案内し紹介します。職場体験実習の際、実施することもできます。
学芸員に
インタビュー
1名から約30分〜60分作家や作品、美術館のことについて学芸員にインタビューしてみましょう。調べ物学習などに御利用下さい。

4.先生向けプログラム
内容対象人数時間実施期間内容
教員研修先生1名から

半日

(午前・午後)
5月〜12月
まで
粘土ワークショップを自分で指導されたい先生方に、ワークショップへの参加と、スタッフとのディスカッションをとおして、指導方法などを研修してもらいます。
ティーチャーズ
レクチャー
先生5名から約120分企画展開催中児童生徒が美術館で鑑賞する際の指導や、学校の授業などに役立てていただくため、担当学芸員が展覧会のコンセプトや作品の細かい説明を行います。
ガイダンス先生1名から 展覧会情報や、学校関連の美術館利用プログラムについて御案内します。生徒来館時の事前打ち合わせとしてもご利用ください。

以上にあげたプログラム以外でも先生方と美術館との話し合いの中で、様々な学習方法が考案できると思います。
是非、こんなことは出来ないだろうかとご相談ください。お待ちしています。

●休館日毎週月曜日休館 月曜日が祝日の場合は翌日休館
●実施日

原則として火・水・木・金曜日(プログラムによっては土・日曜日の開催も可能)

●申し込み・問合せ

お電話でお申し込みください。
静岡県立美術館 学芸課 TEL:054−263−5857


5.施設利用・貸し出し
分類内容場所人数等実施期間
昼食

雨天などの際、美術館の各施設の使用が可能です。
利用にはお申し込みが必要です。

実技室

30名

年間
講座室60名
集会講演会などの会場として、講堂の使用が可能です。
利用にはお申し込みが必要です。(有料)
講堂260名
●休館日:毎週月曜日休館 月曜日が祝日の場合は翌日休館

●講堂利用のお申込み・お問い合せ:

静岡県立美術館 総務課 TEL:054−263−5755

分野分類内容対象実施期間
貸し出し粘土・土練機粘土ワークショップや粘土遊びをしたいという学校機関に、水粘土、土練機、養生の資材など用具一式を貸し出します。幼稚園〜
中学校まで
5〜3月
提供可能な
資料
セルフガイドロダン館の「カレーの市民」「地獄の門」「考える人」の鑑賞を手助けするセルフガイドがあります。

小学校中級
学年から

年間
静岡県立美術館
魅力紹介DVD
静岡県立美術館友の会が作成した美術館案内DVDです。地獄の門設置の様子や展示作業風景など、貴重な映像も盛り込んでありますので、来館前の事前学習などに御利用下さい。小学校から
鋳造ビデオブロンズ彫刻鋳造の製作工程をわかりやすく紹介したビデオの貸し出しをします。

以上の貸し出し、資料提供について
お申込み・お問い合せ  静岡県立美術館 学芸課 TEL:054−263−5857



2.主なプログラムのご案内
1. 粘土ワークショップ・関連事業
2. 絵の具ワークショップ
3. ロダン館デッサン・スケッチ・クロッキー
4. 音のかけらワークショップ
5. ロダン館ななふしぎ
6. 出張美術講座
7. 出張!ロダン体操
8. 体験学習プログラム
9. 提供可能な資料


3.ガイドマップ
■交通情報

JR「草薙駅」から静鉄バス「県立美術館ゆき」で約6分(9-17の時間帯で1時間に3本・運賃100円)
静鉄「県立美術館前駅」から徒歩約15分または静鉄バスで約3分(9-17の時間帯で1時間に3本.運賃100円)
県立美術館から草薙駅−静鉄バスで約3分(9-17の時間帯で1時間に3本・運賃100円)
県立美術館から新静岡−静鉄バスで約30分(8-18の時間帯で1時間に1本・運賃350円)17時台は無し




静岡県立美術館
〒422−8002 静岡市駿河区谷田53−2
TEL 総務課 054-263-5755  学芸課 054-263-5857 FAX 054-263-5742
テレホンサービス(054-263-3737)にて展覧会情報等をお知らせしております。
インターネットホームページ  http://www.spmoa.shizuoka.shizuoka.jp




4.開館日と開館時間
  • 開館時間 午前10時〜午後5時30分(展示室への入室は午後5時まで)
  • 休館日 毎週月曜日(但し月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌日休館)
その他に年末年始、展示替等のための休館があります。


5.館内の案内
(1)図書閲覧室美術図書の閲覧やインターネット利用ができます。(10:00〜16:30)
(2)ビデオコーナーロダン館3D検索システムを体験できます。
(3)ミュージアムショップ展覧会カタログ、美術図書、ミュージアムグッズなどがお求めになれます。
(4)レストラン喫茶・食事にどうぞ(10:00〜18:00 但し金・土・日は10:00〜20:00)
(5)託児室・乳児室託児は、毎週土・日曜日と祝日に利用できます(無料・10:00〜16:00)
(6)ロッカールームコインが後で戻る無料ロッカーです。
(7)バリアフリートイレ女子トイレにベビーキープ、身障者用トイレにベビーシートがあります。
(?)インフォメーション団体券の購入、引率者の観覧料減免申請手続きなど団体受付をします。
(A)企画展入口
(B)収蔵品展・ロダン館出入り口/企画展出口


6.美術館周辺の案内(彫刻プロムナード)
緑あふれる自然環境は当館の特徴の一つです。また、彫刻プロムナードには国内外の彫刻家による作品が設置され、自然と一体となって来館者を迎えます。





7.団体観覧について

■収蔵品展観覧料(ロダン館と合わせてご観覧いただけます。)
小、中、高校生の観覧料は無料です。
展覧会名会期会場
新収蔵品展(GW若冲特別展示)3/30(金)−5/20(日)本館2階第7展示室
「虹の美術館」の軌跡―清水に花開いたNPO美術館―5/23(水)−7/8(日)本館2階第6,7展示室
「石田徹也―悲しみのキャンバス」7/24(火)−8/19(日)本館1階県民ギャラリー
日本画の名品―横山大観など―7/24(火)−9/2(日)本館2階第7展示室
「戦前」の日本美術―ぼんやりとした不安9/5(水)−10/14(日)本館2階第7展示室
草間彌生の世界―同時代の作家も交えて10/17(水)-11/18(日)本館2階第7展示室
西洋絵画コレクションより―空のうた、風のささやき11/20(火)-12/24(月)本館2階第7展示室
清水船越小「光のアート」展12/4(火)-12/9(日)本館1階県民ギャラリー
インド・中国へのまなざし―秋野不矩を中心に1/2(水)-2/17(日)本館2階第7展示室
「発掘された仏教遺跡・遺物―静岡の発掘最前線―2/5(火)−2/17(日)本館1階県民ギャラリー
静岡ゆかりの画家たち2/19(火)−3/30(日)本館2階第7展示室

■企画展観覧料〈   〉内が団体(20名以上)料金です
  • 児童生徒の人数が20名以上の場合、児童生徒の観覧料が割引になります。
  • 団体料金は下記の表をご覧下さい。この場合、事前に美術館まで団体申込をお願いします。
    申し込み先 Tel 054-263-5755(美術館総務課)
  • 20名未満の場合は、前売り券を御購入いただくと同様の割引を受けられます。前売り券は、県内の各サークルK、書店等(静岡県立美術館HPを御参照ください。)で販売しております。
展覧会名会期般・大学生小・中・高校生
ボックスアート4/7(土)−5/20(日)900円〈700円〉400円〈300円〉
ヴェネツィア絵画のきらめき5/26(土)−7/8(日)1,200円〈1,000円〉600円〈500円〉
NHK日曜美術館30年展7/24(火)−8/31(金)1,100円〈900円〉500円〈400円〉
懐かしい、新しい…大正シック展9/8(土)−10/14(日)900円〈700円〉400円〈300円〉
第47回静岡県芸術祭10/20(土)−11/4(日)入場無料
心の風景名所絵の世界11/9(金)−12/19(水)800円〈600円〉400円〈300円〉
ガンダーラ美術とバーミヤン遺跡展1/2(水)−3/30(日)1,200円〈1,000円〉600円〈500円〉



8.鑑賞にあたってのお願い

引率をされる先生方へ
団体鑑賞をするにあたり、不慮の事故等を未然に防ぐため、下記の事項について事前に児童・生徒の皆さんの御指導をお願いいたします。なお、美術館での鑑賞がより有意義な時間になるようなご要望がありましたらお申し出下さい。

1. 観覧料について
(1)団体券の購入について
  • 購入場所−1階正面入口右側の、インフォメーションカウンターでお買い求めください。
  • 前売り券−団体扱いは20名以上です。20名未満の場合は、前売り券を御購入いただくと同様の割引を受けられます。前売り券は、県内の各サークルK、サンクスで販売しております。その他、書店等(静岡県立美術館HPを御参照ください。)でもお取り扱いしております。
(2)引率者の観覧料減免申請について
  • 収蔵品展およびロダン館で、授業の一環として児童・生徒を引率して観覧される場合、児童・生徒の人数にかかわりなく、引率の先生(引率の保護者)の観覧料は無料になります。また、校外授業などで、学校の指導のもとに、保護者が複数の児童生徒を引率して収蔵品展を観覧する場合、引率の保護者の観覧料が無料になる場合があります。1階正面入口右側の、インフォメーションカウンターで申請手続きをして下さい。
  • 企画展も収蔵品展同様、引率の先生(引率の保護者)の観覧料は無料になります。観覧料減免申請の必要はありません。1階正面入口右側の、インフォメーションカウンターで招待券をお受け取りください。

2. 団体観覧にあたっての注意

(1)展示室内では引率児童・生徒の御指導を宜しくお願いいたします。
(2)事前に児童・生徒さんへ伝えておいていただきたい事項
①館内での鑑賞ルールやマナーについての指導をお願いします。

  • 作品、展示台などに触らないのは、もっとも基本的なルールです。
  • 館内では走らない。騒がない。
  • 作品を鑑賞している人の前を横切らない。
  • 企画展の写真撮影はできません。収蔵品展、ロダン館ではフラッシュ撮影が禁止ですので、ストロボをオフにして撮影してください。
  • 館内では飲食できません。ペットボトルなども持ち込み禁止です。
  • 傘やカバンなどは、傘立て、ロッカーなどをご利用いただき、展示室へ持ち込まないようご協力ください。
  • ペンなど、インクが出る筆記用具の使用は厳禁です。鉛筆をご使用ください。
  • 消しゴムなど、かすが出るものは使用しないでください。
※良い環境で、良い状態の作品を見ていただけるからこそ、皆さんに楽しんでいただけます。
また、美術館には作品を大切に守り、後世へ伝えていく使命もあります。
上記のようなルールがなぜ必要なのか、子どもたちと一緒に考えてあげてください。

②観覧順序を伝えておいてください(どこから入ってどこから出るか)。
③集合場所、集合時間を確認してください。(館内での呼び出し放送はできません。)



ロダン館で「地獄の門」を見上げる子どもたち


実技室プログラム 講演会・美術講座 学校向け普及事業

ギャラリートーク 移動美術展 ロダン館まめちしき

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