Exhibition|展示会のご案内

赤や黄色の網目状で光のような絵

《水上の蛍》
2000年 Photo courtesy:草間彌生スタジオ


草間彌生の世界 初期油彩画の代表作から近作まで

2007年10月17(水)〜11月18日(日)

開館時間

午前10時00分〜午後5時30分
※入館は午後5時まで

休館日

毎週月曜日
※ただし月曜祝日の場合は開館、翌日火曜休館

観覧料

一般・大学生300円(団体200円)
高校生以下および70歳以上無料
※企画展(心の風景 名所絵の世界展)をご覧になった方は無料
※()内は20名以上の団体および前売料金
※収蔵品展、ロダン館も併せてご覧いただけます。
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方は、無料。

主な作品はこちら出品リストはこちら

幼い頃から幻覚や幻聴に襲われていた草間彌生は、網目や水玉で世界を埋め尽くす行為によって、不安や恐れから抜け出そうとしました。その内的なオブセッション(強迫観念)が生み出す網目や点の集積は、絵画に始まり、既成の形態を柔らかい突起物で覆うソフト・スカルプチュア、スキャンダラスなボディーパフォーマンス、鑑賞者の身体をも包含する空間作品にまで増殖していったのです。
この展覧会では、当館が所蔵する初期油彩画の代表作《無題》とソフト・スカルプチュア《最後の晩餐》に加え、鏡の部屋で光のイリュージョンが無限に反復する《水上の蛍》、2005年以降に制作された顔料マーカーとアクリルに近作絵画などの10点を作家からお借りして展示します。
多様な展開を見せながらも、初期から現在まで連続性を帯びる草間彌生の世界をご堪能ください。

会期中のイベント

ギャラリートーク

当館のボランティアが、展示室で作品の見どころなどについて解説します。
各回約20分。
「草間彌生の世界」展
10月27日(土)、11月10日(土)いずれも14:00〜、15:00

子ども鑑賞講座

10月21(月)、11月17日(土)いずれも1400〜、15:00〜
※要申込(詳細はこちら

同時開催

第47回静岡県芸術祭

10月20日(土)〜11月4日(日)

心の風景 名所絵の世界

11月9日(金)〜12月19日(水)

ロダンの愛したイタリア

10月17日(水)〜11月18日(日)