当館は、17世紀以降の風景画を、たくさんコレクションしています。風景を描いた絵には、雲がたなびき、草木がそよぎ、波が打ち寄せるなどの光景が描かれ、風が吹いていることをうかがわせるものが多いです。また、たとえ、そのような描写がなくても、どこか大気の動きが感じられるような気がする絵もあります。この展覧会では、「風」をヒントに、あらためて風景画を鑑賞してみようとするものです。眼に見えないものを感じ取ろうとして絵をながめれば、また何か新しい発見があるかもしれません。当館所蔵の日本の近代洋画から、選りすぐりの約20点を展示いたします。 |
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海老原喜之助 《かぜ》 |
香月泰男 《飛鳩》 |
開館時間: | 10:00〜17:30(展示室への入室は17:00まで) |
夜間開館: | 5月〜9月の毎週土曜日は、20:00まで(入室は19:30まで) |
休 館 日: | 毎週月曜日 |
観 覧 料: | 一般・大学生300円(200円) 小・中・高生及び70歳以上は無料 企画展をご覧になった方は無料 *( )内は20名以上の団体料金 *あわせてブリッジギャラリー、ロダン館もご覧いただけます。 |