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静岡New Art「わたしの居場所」展

村上暁子《透過時計》
2001年
凹版・アクアチント・アクリル・水ガラス・針金・紙
撮影:柳場大
 この暗い世相の中、がんばっている若者をみるのは、とても勇気付けられることではないでしょうか。美術の世界でも、こつこつ制作に励んで、しぶとく生き抜いている若手作家たちがいます。そうした人達の作品、活動を一年間かけて、次々にご紹介するのが、この静岡New Art「わたしの居場所」展です。主に静岡県出身で35歳以下、インスタレーション(空間造形)を行っている作家4人の展示と、2人の講演、ワークショップを予定しています。

 ご注目いただきたいのは、展示場所です。普通に展示室に飾るのではなく、エントランスや廊下、中庭など、普段は見過ごしているような空きスペースを、作家が探し出して利用します。これは、美術館の中に、自分の作品と、そして「現代美術」の居場所を探してみようとする試みなのです。
様々な問題に立ち向かいつつ、それを乗り越え、自分の表現を行うとする彼等の真撃な姿勢を、ぜひご覧いただけましたなら幸いです。
堀切正人(当館学芸員)
展示スケジュール(予定が変更になる場合がございます)
●3/18〜4/20
ビデオ《帰ってきた「生きろ」》放映
(2Fビデオコーナーにて)

●9〜10月(日程未定)
高橋唐子「ロダン・ワークショップ」
(場所未定)
●4/19
鈴木貴博「生きろの人」講演会
(実技室にて)pm2:00〜4:00

●11/11〜12/7
安岐理加インスタレーション
(エントランスホール、2F廊下にて)
11/29・30 ワークショップ開催
●6/3〜29
村上暁子 インスタレーション
(エントランスホール)
●1/6〜2/1
横山飛鳥
インスタレーション(中庭ほか)
●7/29〜8/24
佐原路子 インスタレーション
(2F廊下ほか)
8/9 ワークショップ開催
観覧・参加無料(一部・有料)

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