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「ようこそ現代美術へ−アメリカの夢」展報告
 7月21日から8月8日まで、県民ギャラリーにて「ようこそ現代美術へ−アメリカの夢」展を開催し収蔵品のなかから選りすぐりの現代美術作品20点をご覧いただきました。
県民ギャラリーを会場にして収蔵品展を開くのは実に10年ぶり。展示にあたっては、新鮮な心持ちで、県民ギャラリーの明るく開放的な雰囲気を生かしつつ、なおかつ個々の作品の個性が生きる展示にしたいという思いで作業に取り組みました。
結果的に2階の展示室に展示した時とはまた一味違った作品の魅力を引き出せたのではないかと考えます。当館のリピーターの方から、「上のフロアーで見た時と同じ作品でも印象がぜんぜん違うわ。」といった感想をいただきました。執筆者にとっても、作品と展示される場所との関係がいかに重要かという点について考えるきっかけになりました。  
また、この展覧会では、毎年恒例の夏休み子どもワークショップを組み合わせ、出展作品と関連付けた子ども向け普及プログラムを実施しました。この普及活動のスタッフには、地域連携の意図も込めて募った、静岡文化芸術大学と静岡大学の学生ボランティアの皆さんにご協力いただきました。(詳しくはP3をご覧ください。)また、期間中計4回、静岡にゆかりのある4人の講師をお招きして、展覧会場で、作品を前にして興味深いお話をうかがうことが出来ました。これらのイベントに際して当館ボランティアの方々が、広報活動を中心に心強いサポーターぶりを発揮してくださいました。みなさまご協力ありがとうございました。
(当館学芸員 川谷承子)

 
連続レクチャー
(第1回講師:柳沢紀子氏)の会場風景
  夏休み子どもワークショップ〔鑑賞プログラム〕のようす
静岡文化芸術大学 北川貴之さんと参加した子ども達


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