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1822(文政5) 絹本着色 40.9×100.8cm 文献:52
現実の眺望に近い横長のパノラマ画面や、樹木や帆船など細部まで丹念に描きこんだ精緻な描写は、それまでの富士山の絵画とは一線を画す。三保と富士の組み合わせは伝統的であるが、実景の臨場感をもとめた江戸時代後期の新たな欲求に応えたものだろう。
原在中 (1750〜1837) 京都の絵師。中国・日本の古典や名画を学習、繊細で調和のとれた様式を確立。原派の祖。
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