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1852 (嘉永5) 紙、木版、色摺 18.1×25.4cm (東都青山)ほか
北斎《富嶽三十六景》の成功に触発されたもので、各地から見た富士を表情豊かに描き分ける。大胆な構図の作品に目を奪われがちであるが、小画面の本作においては、繊細な景趣をあらわした詩情ゆたかな作品に広重本来の資質がよくあらわれている。
歌川広重(1797〜1858) 江戸の浮世絵師。葛飾北斎とならぶ浮世絵風景版画の大成者。抒情、旅愁ただよう風景画は一世を風靡した。
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