コレクション風景の交響楽(シンフォニー)

金で表された東海道—旅人の風俗も面白い


厳島

三保松原

《三保松原・厳島図屏風》

17世紀 (江戸初期)
紙本金地着色、六曲一双屏風
各92.9×264.6cm
文献:65

海辺の名所を組み合わせた屏風。左隻は三保松原だけでなく駿河国の東海道沿いの名所(駿河城・久能山東照宮、江尻の町並み、清見寺、薩陀峠など)が旅人の姿とともに描かれる。寛永〜寛文初年(1624−61)頃に制作された貴重な名所風俗図。

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