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1926(大正15) 絹本着色 133.4×41.5cm
淡緑に染まる草園に幼子と子守の少女が遊び、二人を包み込むように木々の葉を透かした繊細な光が満ちる。透明感ある柔らかな色彩や空間表現は、欧州遊学中にイタリアのフレスコ画から学んだもの。微妙な光溢れる甘美な雰囲気は、波光独特の魅力をたたえる。
入江波光(1887〜1948) 国画創作協会会員として京都で活躍。解散後は後進の指導にあたる一方、古画の模写や仏画の研究に専心した。
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