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1945-54(昭和20年代) 絹本着色 54.4×72.5cm
はるか水際まで連綿と続く田圃と、田植えに精を出す早乙女たちの姿。ありふれた日本の風景を暖かな眼差しで捉え、軽やかな筆と澄明な色彩で描き出した。玉堂らしい爽やかな一幅。平野を斜めに横切る水路が、画面に広がりと動きを与える。
川合玉堂(1873〜1957) 幸野楳嶺、橋本雅邦などに学び、院展、文展、帝展などに出品、日本の風土に根ざした風景画で知られる。
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