このサイトはジャバスクリプトを使用しています。対応したブラウザをお使いください。
1951(昭和26) キャンヴァス、油彩 65.1×80.3cm
筆触をぼかし、色とマチエール(絵肌)の微妙な調和をはかる岡の点描法は、まったく独特のものである。印象派の点描が、鑑賞者の目を射るようにきらめくのに対して、岡の作品は、静かに光を吸収し、反射する。光は、その絵肌に、かりそめの安らぎを得る。
岡鹿之助(1898〜1978) 東京生まれ。渡仏後、独自の点描表現を開拓。理知的な制作と静謐な画面構成で特異な地位を築く。文化勲章を受章。
Copyright 1997-2024 Shizuoka Prefectural Museum of Art.【無断転載・複写禁止】
ページの先頭へ