まるで宝石のような…
サミュエル・パーマー 《ケント州,アンダーリヴァーのホップ畑》
1833-34頃
板、油彩、テンペラ
19.0×26.0cm
所々に豊かな緑を織り交ぜながら、黄金色に輝く風景。金の粒を散りばめたような細かい点描により、画面一杯に表現された作物や木々は、実りの時を迎えている。小さな人物群と収穫との組み合わせは、ショーラムで制作した時期のパーマー特有のモティーフである。
サミュエル・パーマー (1805〜1881) 10代の終わり頃、画家で詩人のウィリアム・ブレイクを知る。独自の幻想的な風景画を制作した。