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1783(天明3) 紙本墨画淡彩、二曲一隻屏風 161.3×183.0cm 文献:2
初夏の光に輝く柳の葉がリズミカルに描かれ清々しい。漁から帰る漁師のあくの強い顔や、岩の描写など蕪村風。款記から敏馬浦(現在の神戸市都賀川河口の古名)で制作されたことがわかる。池田時代といわれる呉春初期の作風をよく示す優品。
呉春(1752〜1811) 江戸時代中期の京都の絵師。四条派の始祖。与謝蕪村、円山応挙の影響を受け、洗練された新画風をうちたてた。
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