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「絵画史上最も過小評価された画家」 (K.クラーク)
ガスパール・デュゲ 《サビーニの山羊飼い》
1669-71
キャンヴァス、油彩
68.5×49.5cm
丈高の樹木。横一線に伸びる地平線。ジグザグに走る山道。−これら数本の軸を基本に、岩、低木、家などが肉付けのように配されている。起伏に富んだローマ近郊の山岳が、深みのある色調と手堅い筆遣いでそつなく描写されている。白く輝く山際の空は印象的である。
ガスパール・デュゲ(1615〜1675) ローマで活躍した風景画家。義兄ニコラ・プッサンに絵画の指導をうけたことから、ガスパール・プッサンとも呼ばれる。
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