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		藤原定家書写 《源師時 長秋記断簡》
		
			13世紀前期(鎌倉時代)書写
			紙本墨書
			28.5×48.7cm
			文献:20
		
		
			源師時の日記『長秋記』は、平安中期の宮廷内の動向や風俗を記す重要史料。その書写本の断簡で、保延2年(1136)正月7日条の一部にあたる。書写本とはいえ、筆者は鎌倉時代の藤原定家だ。定家が長秋記を書写・私蔵していたことは、『明月記』から知られる。
		
		
			
				原著者=源師時(1077〜1136) 平安中期の貴族で、皇后宮権大夫に任ぜられた。千載集や新古今集にも収録されている。
			
		 
		
		
