

		
		
		
		漫画風合戦図
		
		小林清親 《川中島合戦図屏風(裏:龍虎墨竹図)》
		
			1910(明治43)
			表:絹本金地着色、裏:紙本墨画淡彩、六曲一双屏風
			各166.0×358.8cm
		
		
			清親晩年の肉筆画—これまでに類例のない大作で、貴重な新発見作品。武田信玄・上杉謙信の川中島合戦に取材するが、その画風は独創的。陰影を施したユーモラスな人物表現には、錦絵漫画で培った清親の画歴の片鱗をのぞかせている。裏の水墨画も斬新。
		
		
			
				小林清親(1847〜1915) 明治の浮世絵師。幕臣として明治初年静岡に身を寄せた。西洋画法を取り入れた「東京名所図」でその名を高めた。
			
		 
		
		
