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1961(昭和36) 紙本着色 94.5×120.0cm
茜色の諧調の美しさと、浮かび上がるケヤキの力強さの対比が鮮烈。迫る夕闇や金色に輝く雲などの細やかな表現にも注目したい。目の前に広がる風景の一瞬の美を凝縮させただけでなく、そこを突き抜けた一種抽象的ともいえる普遍的な美しさを感じさせる。
中村岳陵(1890〜1969) 下田生。写生と古典研究にもとづき、色彩豊かな装飾的な作風を確立。風俗画、花鳥画など作域は幅広い。
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