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1965(昭和40) 絹本着色 72.8×100.0cm
湘南・荒磯海岸に取材。秋の夕暮れ時、雄々しく連なる岩礁と水平線上に広がる美しい夕空を目にして「大自然の壮大絶妙の浄土変に感歎久うした」という光景を描く。銀泥を施された夕空は彩雲を浮かべて鈍く輝き、穏やかな中に荘厳さを宿す。海上を飛ぶ鳥が効いている。
中村岳陵(1890〜1969) 下田生。写生と古典研究にもとづき、色彩豊かな装飾的な作風を確立。風俗画、花鳥画など作域は幅広い。
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