コレクション風景の交響楽(シンフォニー)

ターナーへの憧憬

栗原忠二 《セントポール》

1916(大正5)頃
キャンヴァス、油彩
80.0×100.0cm

画面全体がうねるような動感に満ちているが、気品も感じられる。英国を、とりわけターナーを愛した画家の格調の高さか。

栗原忠二(1886〜1936) 静岡県三島市に生まれる。渡英してブラングィンに学ぶ。英国王立美術家協会の準会員に推挙される。

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