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1959(昭和34) キャンヴァス、油彩 162×130cm
激しいタッチで塗りつけられた絵の具のほとばしりと、書を思わせる大胆な黒い線。物質と精神のせめぎあいは、絵画芸術の永遠のテーマでもある。若手作家達の模範でもあらねばならなかった時期、苦闘しつつも、絵画の本質をせめつづけた作品である。
吉原治良(1905〜1972) 大阪生まれ。日本における抽象芸術の先駆者の一人。戦後は具体美術協会を主導し、多くの後進を育てた。
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