コレクション風景の交響楽(シンフォニー)

世界の動向と日本

「現代美術」—戦後美術

20世紀前半に世界中を巻き込んだ二つの大戦を契機に、数多くの芸術家が新たな活動の場を求めて、故郷を離れ海を渡った。大戦間にヨーロッパで醸成されたモダンアートは、人の移動を介してアメリカや日本にも伝播し、異なる土地と風土のなかで独自の変容をみせ、各地で個性豊かな戦後の美術を花開かせた。時期を同じくして、女性の作家がめざましい活躍をみせ、時代や自らを取り囲む環境の変化に柔軟に対応しながら大胆な創作活動を行った。

ドリルで生み出された絵画の奥行き

斎藤義重 《作品2》

純粋に視覚的であれ

元永定正 《作品》

リーダーのプライド

吉原治良 《work》

極小の世界に、大宇宙の広がりを見る

難波田龍起 《ミクロの世界》

「現代美術」を問う現代美術作品

吉仲太造 《現代美術》

錯覚が知覚を問う

高松次郎 《布の弛み》

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