展覧会2008年 企画展 スケジュール

主な作品はこちら

ガンダーラは、かつて世界に冠たる都であった。その繁栄はローマに並ぶほどだった。そこに咲き誇ったガンダーラ美術。はるかなる文明の交流と東西文化の融合。初めて仏像が誕生し、中国・日本の仏教美術の原点となった・・・
今回の展覧会は、日本国内の未公開のガンダーラ美術の至宝を、初めて集大成するものです。言わば“秘蔵のガンダーラコレクション展”。石やストゥッコ(漆喰)でできたガンダーラ仏およそ110点をご堪能下さい。
また、破壊されてしまったバーミヤン大仏と石窟壁画のかつての雄姿も写真でご紹介します。最新の修復研究の成果が、バーミヤンの謎に迫ります。さらに中国新彊(しんきょう)や敦煌(とんこう)からの大谷探検隊の収集品も展覧し、シルクロード美術の魅力をあますところなくご紹介します。

開催期間 2007 12/28(金)〜2008 3/30(日)
開館時間 午前10時〜午後5時30分
※展示室への入室は午後5時まで
休館日 毎週月曜日
※ただし月曜祝日の場合は開館、翌火曜休館
※年末年始の休館は12月31日(月)、1月1日(火)
観覧料 一般・大学生1,200円(1,000円)
小・中・高校生600円(500円)
70歳以上 無料
※()内は20名以上の団体および前売料金
※収蔵品展、ロダン館も併せてご覧いただけます。
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方は、無料。

会期中のイベント 詳細は、こちらまでお問い合わせください。 当館学芸課 TEL:054-263-5857

清水銀行PRESENTS
「ガンダーラ美術と
バーミヤン遺跡」
特別講演会
<講堂にて、定員250名、要申込>
「ガンダーラの遺跡と美術」
講師:宮治昭氏(静岡県立美術館館長、龍谷大学特任教授)

【申込方法】
ハガキに、郵便番号・住所・氏名・年齢・職業・電話番号・希望枚数を明記し、
〒422-8670(住所不要)静岡新聞社・静岡放送 事業局
清水銀行プレゼンツ「ガンダーラ美術とバーミヤン遺跡」特別講演会係 宛
※当選は、聴講券の発送をもって発表とかえさせて頂きます。
※終了しました。

連続講演会
「ガンダーラ博士をめざそう」
<講堂にて、申込不要、聴講無料>
※いずれも14:00〜15:30
1月13日(日) 「ガンダーラの仏伝美術」
講師:小泉惠英氏(東京国立博物館主任研究員)
※終了しました。
1月27日(日) 「ガンダーラ美術と東西文化交流—神像表現を中心に」
講師:田辺勝美氏(中央大学教授)
※終了しました。
2月10日(日) 「大谷探検隊の西域調査」
講師:入澤崇氏(龍谷大学教授)
※終了しました。
2月24日(日) 「世界遺産バーミヤン仏教遺跡の今昔」
講師:前田耕作氏(和光大学名誉教授)
※終了しました。
3月9日(日) 「ほとけの道—ガンダーラからバーミヤンへ—」
講師:山田明爾氏(龍谷大学名誉教授)
※終了しました。
3月16日(日) 「バーミヤンの仏教美術」
講師:宮治昭(静岡県立美術館館長、龍谷大学特任教授)
「バーミヤン大仏の最後を撮る」
講師:菅沼隆二氏(写真家)
※終了しました。
3月23日(日) 「バーミヤン遺跡保存の現在」
講師:山内和也氏(東京文化財研究所 文化遺産国際協力センター 地域環境研究室長)
※終了しました。
ロダン館
ミュージアムコンサート

<ロダン館にて、申込不要>
1月19日(土) 14:00〜15:30
「ガンダーラの響きは地平を越えて」
バーンスリー(横笛)奏者:HIROS
タブラー(太鼓)奏者:クル・ブーシャン・バールガヴァ
※収蔵品展観覧料が必要です。
※ガンダーラ美術とバーミヤン遺跡展をご覧の方は、そのまま会場にお入りいただけます。

※終了しました。
実技講座
平成20年2月2日(土)、3日(日)(2日つづけての日程です)
講師:日下 文(くさか あや)
※要申込(詳細はこちら
※終了しました。

同時開催 収蔵品展 

収蔵品展
「インド・中国へのまなざし」
2007年12月28日(金)〜2008年2月17日(日)
「発掘された仏教遺跡・遺物
−しずおかの発掘最前線−」
2008年2月6日(水)〜17日(日)
主催:静岡県教育委員会 県民ギャラリーにて
収蔵品展
「静岡ゆかりの画家たち」
2008年2月19日(火)〜3月30日(日)

主催:静岡県立美術館、静岡新聞社・静岡放送、ガンダーラ美術とバーミヤン遺跡展実行委員会
後援:外務省、文化庁、日本ユネスコ協会連盟
特別協賛:清水銀行
協力:東京国立博物館、東京文化財研究所、流出文化財保護日本委員会、平山郁夫シルクロード美術館、龍谷大学、京都大学、名古屋大学、古代オリエント博物館、MOA美術館、阿含宗、真如苑
監修:宮治昭(静岡県立美術館館長、龍谷大学特任教授)
館内音楽・音楽監修:タケカワユキヒデ

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