静岡県立美術館は約5ヶ月間の展示室改修工事を終え、このたび本館をリニューアルオープンいたします。これを記念し、2階の第7展示室と新しくなった1階県民ギャラリーを会場に「New コレ しずおか 〜新収蔵品と静岡ゆかりの美術」を開催します。
この展覧会では、平成21年度の新収蔵作品と、当館のコレクションのエッセンスを「日本画の名品」、「静岡ゆかりの美術」、「昭和40年代生まれの作家たち」の3つのテーマからご紹介します。

展覧会場と主な出展作品
●2階第7展示室
「日本画の名品」
平成21年度に新たに収蔵した屏風3点と、当館コレクションの中から選りすぐった日 本画の名品をご覧いただきます。
《武蔵野図屏風》、久隅守景《蘭亭曲水図屏風》、狩野永岳《四季耕作図屏風》ほか

●1階県民ギャラリー
「静岡ゆかりの美術」
開館以来、収集に努めている、静岡県にゆかりのある作家の作品をご紹介します。 徳川慶喜《風景》、川村清雄《波》、和田英作《富士》、中村 宏《車窓篇　 TYPE4》、柳澤紀子《水邊の庭I'01》ほか

「昭和40年代生まれの作家たち」
近年の寄贈によりコレクションに加わった日本の若手現代作家の作品を中心に、 個人所蔵家から特別にお借りした作品を加えて展示します。
石田徹也《飛べなくなった人》、小谷元彦《胸いっぱいの愛を》、加藤泉《無題》、 小西真奈《浄土2》、正木 隆《狭山9月》ほか