読者の目を惹きつける魅力的な書物とは?
メディアとイメージが氾濫する現代に痛切なこの問いは、古来より画家と出版業者が挑戦してきた課題でした。
「挿絵・書籍の愉しみ」では、18世紀のイタリアで出版された古代遺跡を紹介する書物と、19世紀に英・仏で出版された書物の挿絵を展示します。
テレビやインターネットのない時代、書物は重要な記録・報道手段であり、文章の合間に施された図版は、現代の写真の役割を果たしました。また、初め紙面の装飾や文章の視覚化に過ぎなかった挿絵は、画家による独自の物語解釈によって読者の想像力を膨らませるものへと発展し、19世紀に黄金時代を築きます。
小さな書物の世界で縦横無尽に繰り広げられるイメージ世界をお楽しみください。
開催期間 | 2013年8月27日(火)~10月6日(日) |
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開館時間 | 午前10時〜午後5時30分 ※展示室への入室は午後5時まで |
休館日 | 毎週月曜日 ※ただし月曜祝日の場合は開館、翌火曜日休館 |
観覧料 |
一般300円(団体 200円) 大学生以下・70歳以上無料 ※企画展をご覧になった方は無料。企画展の観覧料は、展覧会ごとに変ります。 ※団体のお申込/ 20 名以上の団体のお申込は、美術館総務課へお問合わせください。 学生の団体を引率の場合、引率の先生は無料になる場合があります。詳しくは美術館まで。 ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方は、企画展、収蔵品展とも無料でご覧いただけます。専用駐車場のほか、車椅子も完備しております。美術館総務課までお問合わせください。付添1名無料。 |
同時開催 |
企画展 「富士山の絵画」 9月7日(土)~10月20日(日) |
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フロアレクチャー |
当館学芸員が展示室で作品について解説します。 9月23日(月・祝) 13:00~ |
ギャラリーツアー |
当館ボランティアが対話形式で展示室の作品をご案内します(各回30分程度)。 9月7日(土)11:00~、12:00~ 9月21日(土)14:00~、15:00~ 10月5日(土)11:00~、12:00~ ※11:00~の回のみロダン館、ほかの回は第7展示室と名品コーナーの作品についてご紹介します。 集合場所:収蔵品展入口、申込不要 |