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《土(地)》

《水》

《空気(風)》

《火》
ジャック・デ・ホイエンII世 1565-1629
《四大元素》
1588年頃
約16.5×20.6cm
紙、エングレーヴィング
平成13年度購入作品
 何かというと擬人像に仕立てることが好まれたヨーロッパでは、それらを一組にした作品もしばしば作られた。「春夏秋冬」「五感」「一日の四つの時(朝、昼、夕方、夜)」等々、枚挙に暇が無い。この《四大元素》も、その一例である。世界を形作ると考えられた、地・水・風・火という四つの元素が擬人化してあるのである。それぞれには、関わりのある物が描き込まれている。例えば「火」に見られる、火打石やふいご、焚き火の様子等がそれである。だが、何故か「空気(風)」が、手にカメレオンを持っている。空気とカメレオン? これは当時、この動物が空気を食べて生きていると考えられたからである。所変われば、連想も変わる、といったところか。

(当館学芸員 新田建史)



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■大トルコ展について
■広報サポーター活躍
■美術館に「評価」という怪物がやってくる
■今ここにある風景=コレクション+アーティスト+あなた
■吉田博展 ザ・ベスト展2002
■研究ノート 『歌川国芳と西洋版画 類型の伝播についてのノート』 新田建史
■平成14年の教育普及について

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