コレクション新収蔵品

2009年 静岡県立美術館 収蔵作品

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水彩・素描

武内鶴之助 1881-1948(明治14-昭和23)年

武内鶴之助は横浜生まれの画家で、白馬会洋画研究所で学んだ。後に渡英し、パステルを始める。帰国後は、光風会や国民美術協会展で活躍、矢崎千代二とともに日本におけるパステル画の重鎮となった。本作は当館所蔵作《紀州瀞峡》同様、ごつごつした岩肌と鏡のような水面の対照的な質感が巧みに描出されており、パステル技法の一つの方向性を示す作品である。

伊豆福浦海岸の画像

《伊豆福浦海岸》
制作年不詳
52.0×72.0cm
紙、パステル

辰野登恵子 1950(昭和25)年-

豊穣な色彩で知られる作家であるが、モノクロームの本作は、木炭による線と陰影によって、真空の中で浮遊しているかのような動勢や揺らぎを描きだしている。1985年に、名古屋のギャラリーたかぎでの個展で発表された。本作に現れる、雫のようにも、長細い楕円のようにも見える形体は、1986年制作の油彩画にも表れている。

BLACK-85M-1の画像
《BLACK-85M-1》
1985年
113×130cm
紙、ドローイング
BLACK-85M-2の画像
《BLACK-85M-2》
1985年
113×130cm
紙、ドローイング

野田好子 1925(大正14)年-

《富士山のスケッチ》
1985-2000(昭和60-平成12)年
紙、水彩
51.0×36.0cm

富士山のスケッチ1の画像
富士山のスケッチ2の画像
富士山のスケッチ3の画像
富士山のスケッチ4の画像
富士山のスケッチ5の画像
富士山のスケッチ6の画像
富士山のスケッチ7の画像
富士山のスケッチ8の画像
富士山のスケッチ9の画像
富士山のスケッチ10の画像
富士山のスケッチ11の画像
富士山のスケッチ12の画像
富士山のスケッチ13の画像
富士山のスケッチ14の画像
富士山のスケッチ15の画像
富士山のスケッチ16の画像

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