ミュージアムコンサート120世紀の音楽〜ヴァイオリンで奏でるファンタジー〜
2005年5月8日(日) ※終了しました
新たな表現が模索された20世紀の美術をふりかえる展覧会「美術の20世紀―豊かなる表現」にちなんで、19世紀の後半から20世紀にかけて激動の時代に活躍したカール・ニールセン(1865-1931)の作品を中心に、今後の活躍が期待される若手演奏家によるヴァイオリンとピアノの演奏をお届けします。カール・ニールセンは、デンマークのフュン島に生まれ、故郷の大地に根ざした名曲を残しました。同郷の文学者アンデルセンの童話の世界にも通じるニールセンのファンタジーの世界をお楽しみください。
■カール・ニールセン(ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番作品35)ほか、
フォーレ、ドビュッシー、シマノフスキーなどのヴァイオリンの小曲を予定。 5月8日(日)午後2時〜 (90分程度を予定) ロダン館
演奏者:能登谷安紀子(ヴァイオリン)、齋藤香織(ピアノ) |
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能登谷安紀子 Akiko Notoya(ヴァイオリン) |
5歳でヴァイオリンをはじめ、11歳でピアノ、パイプオルガンを学ぶ。東京芸術大学音楽学部器楽科ヴァイオリン専攻を経て、同大学院音楽研究科修士課程修了。在学中、YBP国際音楽コンクール第2位。PMFオーケストラ・アカデミーメンバー、東京芸術大学フィルハーモニーと共演。2004年、札幌コンサートホールでの「若い芽のコンサート」においてヴァイオリンおよびパイプオルガン独奏。現在は、ヴァイオリンソロ、室内楽、オルガン演奏、幼稚園でのアウトリーチ活動、弦楽アンサンブル指導、学生オーケストラ指導など幅広く活動。
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齋藤香織 Kaori
Saito(ピアノ) |
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東京芸術大学音楽学部付属音楽高等学校、同大学音楽学部器楽科を経て、同大学院音楽研究科修士課程修了。第66回日本音楽コンクール入選。第15回記念園田高弘賞ピアノコンクールにて最優秀の園田高弘賞受賞、併せて富士通賞受賞。第4回万里の長城杯国際コンクール第1位。東京、埼玉、札幌、群馬などでリサイタルを開催。2003年10月放送のフジテレビ系ドラマ『フジ子ヘミングの軌跡』にて、ピアノ技術協力として活躍。洗足学園音楽大学講師。
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